春季西日本学生競技ダンス選手権大会で本学学生が総合優勝!
2010年6月6日(日)に名古屋市の名城大学で行われた、第44回春季西日本学生競技ダンス選手権大会(ラテン戦)で、箕浦悠さん(商学部4回生)?門菜々子さん(経済学部4回生)ペアが総合優勝を果たしました。
お二人にお話を伺いました。
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門さん(左)と箕浦さん
―優勝しての感想を教えてください。
門さん(以下敬称略) 4回生になってから、出場した試合のほとんどで優勝していたので、この大会も絶対に優勝したい!というプレッシャーがありました。嬉しいと同時に、ほっとしたというのが正直な感想です。
箕浦さん(以下敬称略) 前日まで練習不足だったので不安もありましたが、当日は思い切って踊ろうと思っていました。その通りに踊れて、その結果として優勝できて、とても嬉しいです。
―門さんは大会前に腰を痛めたそうですね。
門 大会の少し前から腰が痛かったんですが、「まぁ大丈夫だろう」と軽く考えていました。優勝後に急に痛みが増して、病院で診てもらったら、疲労骨折していたことがわかったんです。びっくりしました。
箕浦 大会前、練習のたびに「痛い」と言っていたし、ダンスも調子が悪かったので、おかしいなぁとは思っていました。大会は、パートナー(門さん)の調子が悪い分、僕が支えたいと思って頑張った部分もありましたね。
―お二人にとって、それぞれはどのような存在なのでしょうか。
箕浦 たまに優しいけど、いつも一方的に文句を言われてばっかりだし、僕にとってパートナーは「こわい人」です。でも、一緒にいて、気を使わずにいられる存在です。
門 私も全く気を使っていません。練習中は、遠慮せずに言いたいこと、直してほしいところをガンガン言うので、ケンカみたいになってしまうこともあります。でも、言いたいことを言い合える関係だからこそ、よりよいパフォーマンスができるようになるんだと思っています。
―はじめからずっと、この二人でペアを組まれているのですか。
門 いえ、はじめはそれぞれ別の人と組んでいました。実は最初から「気を使わなくていいから、箕浦君と組みたい」と思っていたのですが、私たちはカップルバランス(それぞれの身長のバランス)が悪かったので、先輩に他の人と組むように勧められたんです。だけどやっぱり彼と組みたくて、なんとか先輩を説得して、ペアを結成しました。でも実際のところ、カップルバランスが悪いのは、試合でとても不利なんです。バランスの悪さをカバーできるくらいの技術や表現力を身につけなきゃ勝てないと思って、人一倍頑張ってきました。
―さて、7月には全国大会が控えています。意気込みをお願いします。
箕浦 この全国大会は、4年間の集大成です。パートナーは怪我をしていますが、僕がしっかり支えて、二人で楽しんで踊れば、いい結果がついてくると思います。今の力を全て出し切れるよう、頑張ります。
門 昨年の全国大会は7位で、今年は優勝を目標に練習してきました。大会までに腰は完治しないので不安はありますが、なんとか踊れる状態には戻して、絶対に勝ちたいです。