2012年度語学研修レポート(英国 シェフィールド大学)
理学部2回生
私が今回イギリス(Sheffield大学)留学に参加した理由は、元々イギリスという国が大好きでイギリス英語を学びたい、また文化、歴史を実際に行って肌で感じたかった為です。
向こうではSheffieldに約3週間、Londonに3日間滞在しました。Sheffieldにいる間はELTC(English Language Teaching Center)に通っていました。
ELTCのクラス分けは最初にテストをしてその結果で分けられます。私のクラスでは、(私を含め)日本人が5人、韓国人1人、中国人が数人でアラビア系も2人いました。日本人は筆記はできるので上のクラスにだいたいは分けられるようです。驚いたことに、日本人以外は本当によく英語をしゃべります。授業内容は一つのテーマついて意見を述べ合ったり、教科書を使って文法を学んだりでしたが、最初は自分の意見を英語でなかなか表現できずに会話が成立せず、じれったい思いもしました。しかし、ゆっくりと喋ってくれたりするなどみんな優しく、クラスの雰囲気も和やかだったので少しずつ発言できるようになっていきました。Option ClassではSocial English & Pronunciationを私は選択しました。それは会話中心のクラスだったのですが、間違いを気にせずに積極的に喋るように努力しました。その甲斐あってか自分ではわからなかったのですが、ホストマザーに最初の頃に比べてとても上達したと褒められました。自分ではリスニング能力がすごくあがったように感じました。
ステイ先の話についてですが、私は主にホストマザーと二人で生活していました。家族構成の紙には息子とそのお嫁さんも書かれていましたが、彼らは近所に暮らしていました。イギリスに着いてすぐの土日はCity Centerを案内してくれたり、散歩に連れて行ってくれたり、またDog Raceにも連れて行ってくれました。
食事は、朝は自分でシリアルを食べたり、パンを焼いて食べたりしました。昼は買ったり日本から持ってきたカップ麺などを消化したり、夜は私がメールで「外で食べてきます」と言わない限りはホストマザーが作ってくれていたのでそれをごちそうになりました。買ったものは当たり外れが大きいですが、作ってくれたものはおいしかったです。
平日は大学から帰ったらホストマザーと一緒にご飯を食べ、二人でテレビを見ながらおしゃべりをしました。毎日、今日の大学はどうだった?と気にかけてくれたり、週末の予定などを聞いてくれたりと、ホストマザーはとても優しい方でした。私は食べ物に関して好き嫌いがすごく多い人なのですが、その面でもすごく気にかけてくれました。
週末は、土曜日は大学が提供するTripでChesterやManchesterに、日曜日や祝日は友達と二人でLiverpoolやYorkに観光しに行きました。どこもきれいで美しい街でしたが、特にYorkはホストマザーや近所の人がおすすめしてくれただけあって綺麗で、またダンジョン(お化け屋敷みたいなもの)などがあり楽しくもありました。
平日は大学が早く終わればCity CenterやMeadowhall に買い物に行ったり、
(City Center)
またAfternoon activityとしてのTripでYorkshire Sculpture Parkに行くなど、自分なりに積極的に出かけようとしました。買い物で店員さんと簡単に話したりするだけでも「英語で喋れた!」と、すごく自信をもてます。
Londonでは友達と二人で行けるところ全部行こうとすごく必至になりました。結果的に行こうと予定を立てていたところは全て行けましたが、これは3週間のSheffieldの体験がなければ無理だったなと思います。大体地下鉄で迷うことはあまり無かったのですが、人に聞かなければ無理だったなという所も2、3ありました。
ちなみにお勧めなのがSherlock Holmes Museum です。